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 くあはうす 神金村とは?

 

  ゆけむりの向うには、切り立つ山肌
 かすかに匂うアルカリ源泉
 見上げれば満天の星空
 地下1,200mから湧出する単純アルカリ泉
 アルカリ(PH10.1)の源泉掛流しの湯
 ゆるりとした、お時間をお過ごし下さい。

 

 当館は、日帰り温泉施設では有りますが、竣工当初は、大型イベント会場としてスタートしました。その関係もあり今では、音楽関係の演者さんやイベンターの方々と共に施設運営を試行錯誤しながら、5年目を迎えています。

 人口減少が進む中、この施設が、時代の先取りにより限界集落まじかのド田舎をいかに変えて行くことが出来るのかが、この村の課題となっています。

日帰り温泉単体としての機能ではなく、多目的な要素を含んだ施設を今後とも継続して行く所存でございますので、ご利用者皆様のご意見ご要望をお待ちしております。

by-村長

 神金村事業計画

 

 この地域は大菩薩の麓、標高600m~700mの地点に位置し、名所・旧跡・遺構が数多く点在し、東西方向に集落が形成され、西南の方向に向いた田舎の原風景を残した果樹地帯の集落です。

 昨今では、景気減退・少子高齢化の波も私共の地にも余波をもたらし、「里山」の境では現在では数軒の家だけが雑木林のやぶの中に取り残され、限界集落が忍び寄って来ています。

主要な基幹産業が、地域を牽引していた時代が終わり、果樹地帯だけが残った今。この地域の将来を見据え、リニューアルを具現化しなければならない時期に来ていると思われます。

 しかし、農業の要である1次産業の農業従事者を確保することは、非常に困難と推測されます。また、高齢化した果樹地域の現状を見ると高齢者の更なる雇用の継続と収穫時期の臨時パート雇用、そして、若者の農業従事者の雇用と育成を実現しなければ、現状維持もままなりません。隣接の老人福祉施設群と保健施設の保養所群が、この地域で根付き始めています。基幹産業が無い今。この施設に連動しつつ、今後の展望を考えて行く必要があるものと思います。

 この事業は、家庭だけでなく社会全体(地域全体)で見守るという意識が残された田舎なれどもの重要なコミュニティーを基礎に世代間を問わず、地域に密着した受け皿として「温泉施設・寄宿舎・宿泊施設」などの多目的機能を合わせ持ったコミュニティー創りが必須課題だと思われます。

そこで、第一段階として「温泉施設」(仮称)クアハウス神金村を作ることとなりました。

 温泉施設の利用者として

  例えば

・ 四季折々の表情豊かな田舎の原風景の中で、ご入浴が出来ます。

   旬の野菜とくだもの探しや山菜採りやキノコ狩り

    お花見や動植物などの自然観察と昆虫採集

     ハイキングやトレッキングと登山の拠点

      神社仏閣の探訪や名所旧跡めぐりの拠点

       参加型の各種イベントや農業体験の場

        音楽や芸術の勉強会や発表の場等

皆様方に参画して頂き、さまざまなニーズにお応え出来るような施設を目指します。

 ・休憩時間のランチやコーヒータイムに美味しいものをご提供します。また、業者とのご商談や会合に個室や会議室で、お食事やお飲物付でのご利用も出来ます。

 ・ 隣接の塩山荘とお風呂利用や懐石料理のお食事などをご利用出来るよう協議しています。

 ・ 隣接する各施設へのご家族の慰問等、ご休憩をご利用して頂きながら家族団らんの場をご提供致します。

 ・ その他として湯治、冠婚葬祭(法事・葬儀中のご宿泊等)、無尽会、スポーツの遠征の拠点、会議、スクール、ミニコンサート、アトリエ、趣味の勉強会、自主映画上映会、映画ロケの休憩、貸しスタジオ、各種練習会、企業の研修会場、家族旅行、日帰り旅行での休憩、食事、バーベキュー、釣り堀、仮設プール、トイレ休憩場所、お土産品特売所(道の駅)等としてご利用頂けます。

 この新規事業は、隣接の福祉関連施設や保養所施設との連携により、人が集まるコミュニティーを創り、先の農業従事者の確保や雇用の創出といった問題点や農業だけでなく異業種とのリンクによる相乗効果と「ジェネレーションギャップ」という世代間の価値観の違いを融合し、新しい公共や協働も視野に入れ、この地域のリニューアルを推し進めるための事業の一環として、また先駆けとして行う事業とします。

by-村長

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